

「カラヴァジオ」はシンプルで流れるようなラインを持つペンダントライトです。デザインの過程で多くの曲線が描かれましたが、採用されたラインは女性らしいフォルムを意識したものでした。
誰もが目を奪われてしまう艶やかなフォルム。あえて見せるために採用された印象的なレッドとグレーのテキスタイルコード。緩やかに絞られたスチールシェードの表面はハイグロスエナメル塗装により、陶磁器さながらの深みのある美しい色合いをもっています。ホルダー部分は、ダイキャストにアルミ合金のステーを組み合わせ、仕上げをマットクロームメッキでコーティングしています。深いシェードの上部に光源を設定し、内面をマットホワイト塗装とすることで高いポジションに吊す状況でもノングレアな仕様になっています。そして上部の開放部から漏れる光は、美しいグレーとレッドのコードの表情を引き立てます。
柔らかいイメージでありながら高度な技術とバランスをもつ「カラヴァジオ」は、職人気質のデザイン姿勢を貫くセシリエ・マンツの個性溢れるペンダントライトです。光のコントラストをより際立たせることを主題とした「カラヴァジオ」は、そのアイデアの本質を明確にしながらも決して機能美だけではなく、どこか詩的センスをも感じさせてくれます。


新たに展開されたテーブル&フロアランプ。
シェード内部に隠されたフレキシブルネックにより40°まで首を自在に傾けられるユニークな構造をもっています。デザインの重要なポイントとなった薄くフラットなベースはまるでシェード開口部にあった蓋がそのまま開いて落ちたようなイメージ。ペンダントのフォーカルポイントであるレッドとグレーのコードはプルスイッチで表現されました。シェードトップのハンドル、支柱とベースはマットな仕上げとし、ハイグロスのシェードの存在をいっそう引き立てます。首をかしげて寄り添うような愛くるしいその姿はとても印象的。「カラヴァジオ」はこれまでのスタンドランプのカテゴリーにあてはまらない独自の存在感を放っています。


φ16のスチールパイプで組み立てられたシンプルでミニマルなスタイルの「モンドリアン」シリーズ。
パイプシェード先端は330°チルト回転、支柱軸上に180° パーンして光の方向をコントロールすることができます。またシェード先端部分は耐熱アクリル製のリングを介して接合されることにより熱伝導を抑え、シェードを回転させる「つまみ」として機能するとともに、光を透すアクセントとしても重要なフォーカルポイントとなっています。光源は新しいOSRAM製サイドリフレクタータイプのミニハロゲン球を採用。20Wとは思えない豊かな光量を放ちます。
PIET MONDRIAN後期のモダンアートをインスピレーションしてデザインされたという「モンドリアン」シリーズは、まさにこのスケールバランスが主題となった作品。ミニマリズムをベースとするセシリエ・マンツにとって理想的なアプローチといえます。


滑らかで彫刻的な造形の「ブランクーシ」は、まさにミニマリズムのルーマニア人彫刻家Constantin Brancusiをリスペクトしてデザインされたモデル。
特に天井の高い空間でそのフォルムは際立ちます。大ぶりなサイズに滑らかなライン、磨き上げられた彫刻のような美しい仕上は独特の浮遊感を演出しています。本体に軽量ポリカーボネートを採用し、ケース内部には配光をもつアルミニウム製反射板、さらに強化ガラス製の下面カバーにシルクプリントされた白いアクセントラインはグレアカットの機能と共に周辺への光をやわらげる効果で快適な配光を実現しました。「ブランクーシ」はシンプルでありながらも光学的アイデアに満ちた本質的なペンダントライトです。


